筋力が強くても
それ以上に体重が重いと
自分の身体を素早く動かしたり
すでに動いている身体を急に止めて
方向を変えたりすることが
上手く出来なくなります
同じ筋力の持ち主でも
体重の重い人は
高く跳び上がることが出来ません
ですので
スポーツの動きの良し悪しとの関係で
筋力を考えるときは
常に体重を考慮する必要があります
身体が大きくて体重が重い人は
相対筋力で比べても
少し不利になります
※相対筋力とは
その人の体重に対して
どれくらいの重さを
挙げられたかということになります
これは計算で出していきます。
(挙げられた重さ÷体重=相対筋力)
これは計算で出していきます。
(挙げられた重さ÷体重=相対筋力)
筋肉の断面積も大きいので
筋力もその分大きいのですが
体積も大きくなります
身体が大きくなって
体積が増える割合は
面積が増える割合よりも
ずっと大きいからです
なので
もともと身体の大きい人で
自分の体重を移動させる必要のある
スポーツで活躍したい人は
出来るだけ体重を増やさずに
筋力を鍛える工夫が必要になりますね
僕も現役で陸上競技を
やっているときは
ジャンプ競技ということもあり
少し減量をしたりしていました
ベストな体重を探すのも
大切ですね