昨日は
発育時期に関しての
お話でした↓
今回は
性別の違いでの
成長パターン
身体の特徴です
筋肉の発達は
思春期まで男女差は
ほとんどありません
思春期以降は
↓
男子はテストステロンという
ホルモンが女子より
たくさん分泌され
筋肉の成長が活発になります💪
なので
体重にしめる筋肉の割合が
女子よりも多くなります
女子は筋肉量の
発達がわずかになる一方で
エストロジェンというホルモンの
分泌が盛んになり
脂肪の量が増えてきます
身長に対する体重の割合も
男子よりも大きくなります
筋肉量の発達にともない
筋力の発達も
思春期以降
男女で違いが見られます
大きな筋力やパワーを
必要とする運動能力の発達が
女子より男子で
目立つようになります
特に上半身の筋肉量と
筋力で差が大きくなります
運動のためのエネルギーを
生み出す
有酸素システムの発達は
男子では大きく進むのに対して
女子では緩やかになります
体重と有酸素システムとの
関係でみると
男子では思春期以降で
変化しないのに対して
女子では有酸素システムの
発達とは関係のない脂肪量が
増えるため
思春期以降
有酸素システムを使って
運動のエネルギーを生み出す
能力は低下します
このように
スポーツと関わりの深い
身体の特徴は思春期を境に
少し違う発達のしかたをします
しかし
トレーニングによって
運動能力が発達する
可能性にはほとんど
差がありません
身体の特徴を知り
それに合わせた
トレーニングをしていきましょう✨
※有酸素システム
エネルギーを作るのに
酸素を必要とし
グリコーゲンや
脂肪もエネルギー源
として使われます🔋
大きな力やスピードを要求しなければ
長時間エネルギーを出し続けて
運動を継続させることができる
持久力のためのシステムです